日テレの日曜10時半~放送されている、ドラマ「3年A組」。
視聴率も初回10.6%と二桁スタートと好調。しかしマンネリの声もあって4話では一時一桁に落ちましたが、次の5話で再び二桁に復活。
急展開でさらに最新話の6話では11.7%と過去最高視聴率をたたき出すなど、一気に盛り返してきています!
そんな人気ドラマ「3年A組」のあらすじやキャスト情報など、お伝えしようと思います。
※以下、ネタバレありのあらすじが含まれます。
ドラマ「3年A組」の大まかなあらすじ(ネタバレ含む)
舞台の魁皇高校3年A組。担任の美術教師:柊一颯(ひいらぎいぶき)が突然29人の生徒を人質にとる大事件が勃発。
「今から皆さんには、人質になってもらいます」
教室の扉には特殊な鍵が取り付けられ、そして突然仕掛けられた爆弾が爆発。
3年A組は孤立し、完全に閉じ込められてしまう。柊は「これから、俺の最後の授業を始める」と29人の生徒たちに告げ、数ヵ月前に3年A組のクラスメートだった景山澪奈(かげやまれいな)が自殺した理由、真実を探求していく物語。
1話ごとに景山澪奈の自殺に関わったメインがピックアップされ、それぞれの登場人物たちの過去の真相を柊が暴いていきながら同時に生徒たちに魂の授業を行うところがこのドラマの醍醐味の一つ。
1話あらすじ:メインキャラクター「茅野さくら」
茅野さくらの人物像。
自殺した景山澪奈と友達だったさくらは学級委員。しかしクラスでは「奴隷」呼ばわれされるなど、都合よくみんなからいい様に利用されていた。本心をあまり語ることが出来ない性格。
水泳全国優勝の景山澪奈と友達になる。
水泳全国優勝の景山澪奈の大ファンで、ある時景山から声を掛けられてまさかの友達になる。
ドーピング疑惑の末にいじめ。そして茅野も遠ざかる。
友情を深めていきながら楽しい日々を送っていたが、ある時転機が訪れる。それは景山澪奈のドーピング疑惑。
それをキッカケにクラスでは景山のいじめが勃発し、そして景山から茅野に対して「自分にもう話しかけないでほしい。やっぱり友達になれない。」と手紙を送られ、それをキッカケに茅野もまた景山を遠ざけるようになってしまう。
景山澪奈の自殺した理由の回答者に任命。間違えれば誰か一人死ぬ。
景山の死から空しい日々を送っていたが、今回の柊の事件によって「景山澪奈が自殺した理由を夜8時までにお前が答えろ。間違えれば誰か一人死ぬ。」と回答者として任命される。
クラスでは「ドーピングが理由でいいじゃん」と言われたものの、最終的に柊から「お前が自分で考えて答えを出せ。」と言われると、クラスのいじめがあったことを自白。
「ふざけんじゃねー!」と飛び蹴り。初めて奴隷がクラスに逆らった。
クラスでは大ブーイングで、「あんな奴死んで当然なんだよ!」という不良グループの甲斐に言われた言葉に逆上。「ふざけんじゃねー!」と膝蹴りを食らわせる。
あの「奴隷」が甲斐に立てついた!みんな唖然として茅野を見る。しかし、涙を流しながら茅野は「でも、悪いのは自分だ・・」と自分もまた景山澪奈の本心に気付こうとしないで、無視してきたことを悔いた。
景山からもらった手紙の真意にようやく気付いた茅野。
景山澪奈が自殺した理由を考えた時、景山からもらった手紙の最後の一文がにじんでいたことに初めて気付いた。
それは、景山が本当は茅野とは友達のままでいたかったけど、クラスのいじめに茅野を巻き込みたくなかった、という友情からくる彼女の善意からであったことに、ようやく気付くことが出来たのであった。
景山の本当の気持ちに気付いてやれなかった自分のせいで、景山澪奈は自殺した。それが茅野が出した答えだった。
茅野の回答は不正解!茅野のせいじゃない。
茅野が出した答えに対して柊は「残念!不正解!」と一蹴した。茅野は「違う・・」と反論するが、何と柊は直接景山本人から彼女の心境を聞いていたのでそれは違うと断言した。
確かに友達だった茅野に遠ざけられたのは本当につらかったけど、でもそれが理由で自殺したりはしなかった。もっと違う理由があったからだと答えた。
1話のラストシーン。
毎回同じような流れではありますが、ラストシーンに主人公の柊が大激怒して3年A組の生徒たちに説教します。
気迫のある菅田の演技が大好評。圧巻です。
不正解のペナルティ。誰か一人を殺す。
「おい!本当に殺すのかよ!」とざわつく3年A組。「なんだ、今さら命乞いか?」と不敵な笑みを浮かべる柊。
一斉にクラスの男子が柊に飛び掛かるが、爆弾のリモコンを押して大爆発。青ざめる3年A組。爆弾で死ぬかもしれない恐怖で静まりかえる教室。
そんな中、1人が問題発言を。
「そんなに殺してーなら、茅野(さくら)を殺せよ!答えを外したのはあいつなんだから、皆もそう思ってるんだろ!?」
誰も何も答えない。みんな自分が死ななければとりあえずはOKというスタンス。無理もありません。
それに対してキレる柊。「お前ら、揃いも揃ってクズだな!!」
柊の説教「いったい何から卒業するって言うんだ!!?」
自分が死ななければそれでいい。そんな態度の3年A組に対し、荒れ狂うように絶叫する柊。
茅野が自分を奮い立たせて目を背けてきた過去と向き合い、それによって自分の答えを出した姿をみて何も感じなかったのか!?と必死の形相でみんなに訴えかけます。
そして、「変わってくれ!変わってくれよ!!・・」と涙でメガネのレンズを曇らせるなど、この人は本当は誰も殺したくないんだな・・と思わせる意味深な大切なシーンでもあります。
警察SIT突入。そして犠牲者1名。中尾蓮の刺殺?
柊の忠告を無視して警察は強行突破。サイレンが鳴り響く音をきき、校内放送で冷酷な声で通告する柊。
「最初の犠牲者はお前だ。」
と、目の前にいた中尾蓮を殴り倒し、そしてナイフで心臓を一突き!!
シーンと静まり返る3年A組。「本当に殺したのかって聞いているんだよ!!」と叫ぶ甲斐。
そして「今日の授業はおしまいです。お疲れさまでした。」と一言述べて、中尾の死体を引きずりながら、美術室へ戻っていく柊。
茅野にPCを持ってくるようにお願いし、美術室へ入るとそこにはカッターでやぶかれた景山澪奈の絵があった。しかし、その裏にはもう1枚の絵があり、それは笑っている景山澪奈の絵であった。
「いったい何なの・・。」と困惑する茅野。
話は2話へと進む。
1話を実際に見てみた感想。
電車の中吊り広告をみて、「これは面白そうだな・・」と感じた通り、ものすごい熱量に満ちた素晴らしいドラマに圧倒されてしまいました。
特に、主人公の柊一颯演じる菅田将暉さんの演技が迫真で、これはかなり大好評です。脚本もすばらしく、一気にこの世界感に飲み込まれてしまった、そんな魔力がこのドラマにはあるな、という印象です。
これから各話ごとにメインキャラクターとなる3年A組の生徒が登場し、その都度過去の真実が暴かれていき柊の説教が始まるパターンではあります。
そして今の時代にマッチングしたSNSやYoutube動画投稿などの気軽なメッセージに伴う、周囲への気遣いのない、安易な情報で人を傷つけたりする社会問題にも提起していく、そんな社会全体を巻き込もうとする意図を感じさせる、すごい作品だとこの1話から強く感じさせられました。
TwitterなどSNSでも大人気で、「感動した」「泣いた」などの声が多数寄せられています。
このドラマは、もしかしたら今後もっと人気が爆発していくかもしれませんね。
こちらのブログでも3年A組の記事を書いています。
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