ガラスの仮面といえば少女漫画の金字塔の作品の1つですよね。
でもこの作品は、令和になってもまだ完結してません!
連載が始まってから、すでに四半世紀どころか半世紀が経とうとしています……。
恐るべきロングセラー、というよりも作品の発表が半年に1回程度なのでなかなかお話が進んでいないのが実情でしょう。
とはいえ、作品自体が立ち消えになっているわけではありません。
いまだに根強いファンもいて、ホテルでイベントが催されることも。
今回はそんな根強い人気を誇るガラスの仮面のヒロイン、北島マヤと姫川亜弓でどちらが紅天女を演じるのか?キャラクターについて考察しながらみていきます!
【ガラスの仮面】紅天女は北島マヤ?
北島マヤはガラスの仮面の主人公。
主人公のマヤが紅天女を演じるとしたら、当然というか、王道の流れになりますよね。
生粋の天才肌のマヤは憑依型の女優。
月影先生が現役時代に演じていた梅の精霊のような、梅の花びらが舞うような演技も憑依して演じることができそうです。
マヤは紅天女を演じるにあたり、月影先生から出された難解な課題も持ち前の根性と勘の良さで乗り越えてきました。
天才というだけでなく泥臭い努力も続けているマヤは演技も磨かれて、見ごたえのある紅天女を演じることは出来るはず。
では北島マヤの紅天女を見たいのか?
もちろん見たいけれど、でも1人だけしか選べないとしたら、姫川亜弓の紅天女はもっと見たいかも?
【ガラスの仮面】紅天女は姫川亜弓?
姫川亜弓は北島マヤのライバル。
昭和の少女漫画では、ヒロインのライバルと言えば美人でお金持ちで意地悪、という典型的なパターンが存在しました。
ガラスの仮面も昭和の王道少女漫画なので、連載の最初の頃はそのパターンなのかな?と思っていました。
姫川亜弓は北島マヤのライバルとして登場し、美人でお金持ち。
そして北島マヤが注目を浴びると、怖い顔でギリギリ歯を食いしばって嫉妬心をあらわにしている場面がよくあったので、最初は性格が悪そうに見えていました。
ところが連絡の途中で姫川亜弓の詳しい性格描写が出てくると、評価は一変しました。
姫川亜弓は確かに美人でお金持ちだけど、意地悪じゃない。
北島マヤの才能を認めていて嫉妬することははあるけれど、相手を陥れたりはしない。
正々堂々と戦いを挑みます。
そして北島マヤのように天性の憑依型女優ではない姫川亜弓は、血のにじむような努力をして高みを目指す努力の人でした。
気高く美しく、努力を惜しまない姫川亜弓の演技力はどんどん磨かれて崇高な域にまで達しようとしています。
視力を失いかけているのは気がかりだけど、姫川亜弓ならその困難も乗り越えそうな気も。
【ガラスの仮面】紅天女を演じるのはマヤなの亜弓なの?まとめ
正直に考えると、紅天女は北島マヤと姫川亜弓のダブル主演でいいじゃない。
という、身もふたもない意見が本音になるような気もします。
この2人が実在したとしても、やはり両方とも見たいですよね。
『奇跡の人』の時もダブル主演で大成功したのだし、2人とも紅天女の後継者にしてほしい。
そうはいかない事情もあるのでしょうけども。
それよりも、【ガラスの仮面】が未完のままにならないよう、美内すずえ先生にはぜひ最終回までしっかりと描き切っていただきたいと切に願います。