韓国で放送されるや否や、年下男子ブームに火をつけたドラマ『魔女の恋愛』はもうご覧になりましたか?
このドラマには、女性がより活き活きと人生を送るためのヒントがたくさん詰まっているんです!
今回はあらすじや魅力的なキャスト達の紹介、実際に観た感想などを通して、『魔女の恋愛』のおすすめポイントをお伝えしたいと思います!

※以下結末を含む、ネタバレありのあらすじになります。

魔女の恋愛のあらすじ

主人公はパン・ジヨン、39歳独身、スクープ記事をバンバン世に送る記者として成功しているキャリアウーマン。
彼女は血も涙もない鉄の女として、周りから『魔女』と呼ばれていました。
しかし、実はその仮面の下には、辛い過去が隠されていたのです。

 

かつては相思相愛の婚約者との未来を夢見るかわいらしい女性だったジヨン。
でもその彼はなんと、結婚式当日に現れず、その後ずっと連絡もくれませんでした。
裏切られ、傷つき、人を信じられなくなった彼女は、ひたすら仕事に生きることにしたのです。

 

ある日、ひょんなことから最悪な出会いをしたジヨンとユン・ドンハ。
その後酔った勢いでドンハとベッドインしたジヨンは、彼が14歳も年下の25歳であると知ります。
驚き、我に返った彼女は、「この出来事は間違いだった、もう二度と会うことはない」、と彼を家から追い出します。

 

ところが後日、ジヨンのアシスタントとして入社したのはそのドンハでした。
ぶつかり合いながらも、協力しながら共に仕事をするうちに、二人の間には絆が生まれていきます。
実はドンハにも、心臓病を患った恋人を交通事故で失ったという辛い過去がありました。
恋愛に臆病になっていた二人は、徐々に惹かれ合い、歩み寄っていきます。

 

そんな最中、なんと、6年前に裏切ったあの婚約者ノ・シフンがジヨンの元に帰ってきます。
彼はいつの間にか、世界を股にかける有名な戦場カメラマンになっていました。
活動の場を海外に置く彼は、名前も素性も伏せるベールに包まれた存在でしたが、韓国で写真展を開くこととなり帰国したのです。

 

そこでインタビューにうかがったジヨンはシフンと再会するのですが、彼を許すことはできず、拒んでしまいます。
しかし、実は結婚式をドタキャンしたのは誤解で、彼を独占しようとしたアシスタント女性の陰謀だったことが判明。
シフンはずっとジヨンだけを思い続けていたのです。

その変わらぬ想いに、一度は心が揺れ動き、シフンを選んだジヨン。
結婚の話まで出て、準備を始めていましたが、事あるごとに頭にちらつくのは、ドンハとの楽しかった日々。

 

最後は自分の気持ちに向き合い、年上の有名なカメラマンのシフンではなく、休学中でフリーターの年下ドンハを選びます。
その後、長年の夢だった国際交換記者に選ばれイギリスに渡るジヨンと、医者になるため復学し研修医となったドンハが、一年の遠距離恋愛を実らせ再会し、ドラマはハッピーエンドを迎えます。

次にこのドラマのキャストを紹介していきます。

魔女の恋愛のキャスト

主人公パン・ジヨン役は、歌手としても有名な「韓国のマドンナ」と称されるオム・ジョンファさん。
かなりの年の差恋愛の設定のため、視聴者からは『釣り合わない』『オバサン』『整形』などと批判の声が上がったそう。
ネットの声は怖いですね・・・(汗)

 

でも私はあどけない笑い方や、カラフルでオシャレなファッションなど、彼女はとても魅力的だったと思います!
何度か、NG集が放送されたことがあったのですが、セリフを間違えて恥ずかしがったり、思わず吹き出したりと、かわいらしい女子といった印象で、愛嬌があふれていました!
これなら、ドンハのような外見も内面もステキな年下イケメンに好かれるのも納得かも・・・と思っちゃいました。

相手のユン・ドンハ役は、パク・ソジュンさん。
ジヨンの魔女の仮面をも溶かしていく、まっすぐな愛情表現が印象的です。
モデルのような容姿もステキなんですが、実際には3人兄弟の長男で、家族思いのまじめで優しい性格だとか。
日本でのファンミーティングの際は、両親と一緒に来日する親孝行な彼。
内面までもステキだなんて、一体どういうこと!ずるいです笑

 

好きなタイプは『話の通じる人』、一目惚れは『まず無い』と、女性の中身を重視する人柄のようですね。
そのせいか、振られても一途に思い続けるユン・ドンハ役がハマっていました!
韓国での人気はすごいようで、恋愛ものの作品に引っ張りダコの彼につけられた異名はなんと「キス職人」!
この『魔女の恋愛』でも、そんな彼の職人ワザが見られますよ(笑)

次に私なりの感想を書いてみたいと思います。

魔女の恋愛の感想

女性が働くのは当たり前な現代、このドラマを観て、『ジヨンって私…!』と思う女性も多いのでは?
外では頑張って気張っていても、実は臆病、不器用、泣き虫だったり。
そんな、か弱い部分をまっすぐに愛してくれるユン・ドンハみたいな男性がいたら、素敵ですよね~!

 

しかも、そんな年下イケメンに、「俺が25だから付き合えないの?」と苦悩の表情で問い詰められたり、朝は手作りサンドをアーンされたりと、胸キュンポイントが多過ぎなんです。
仕事や社会にお疲れ気味の女性たちは、きっとドンハが癒してくれるでしょう!

 

また、ジヨンは母親から結婚、結婚と迫られたり、同僚からは『魔女と結婚したい奴なんていない』と陰口をたたかれたりします。
しかし、最愛の人ドンハと結ばれてからも、ジヨンは結婚したいと考えません。
それどころか、ロンドンへ記者活動のために飛んだり、より活躍できる職場を求め、ステップアップのために転職活動をしたり。
『私たちにとって結婚はゴールではないのかもしれない』と明るく話すジヨンの姿に、周りの価値観に縛られる必要はないのだと気づかされます。

 

価値観といえば、相手の男性のスペックも挙げられるかもしれません。
名声や収入や年齢などを考えると、絶対シフンのほうがハイスペックなのに、「なぜドンハ?」という声も聞こえてきそうですね。
実際、ジヨンの母親が、『ドンハ君の性格は大好きだけど、それだけじゃねえ・・・』と渋る場面もありました。

 

そういう価値観や優先順位ももちろんあると思いますが、やっぱり、最後は頭で計算するよりも、心で決めた人のほうが良いのではないでしょうか。
本当に大切なことは何なのか、本当に大切な人は誰なのか、そんなことを、ジヨンが体当たりで探っていく姿に感情移入してしまうこのドラマ。

「自分たちの価値観は自分たちで決める」、そんなエンディングは、『二人のカタチ』といった感じでとても素敵でした!
ステキな一番の理解者を得て、活き活きと前に進むジヨンには、もう魔女の仮面は必要ないようです。
そんな彼女は、男性の私から見ても自然体でキレイで、あこがれてしまいました!

それでは最後にまとめをご覧ください。

魔女の恋愛のまとめ

今回は、韓国ドラマ『魔女の恋愛』についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
「バリバリ仕事に生きるアラフォー魔女のドラマ」と聞くと、一見自分とはかけ離れた人生のように聞こえるかもしれませんが、観てみると、共感できるポイントがたくさん詰まっていました!

かたくなで理屈っぽかったジヨンが、とても満たされて愛らしい女性に変わっていく姿を見ると、男性の私としても、人生をどう生きるかヒントをもらえた気がします。
女性に限らず世の中のすべての人に贈りたい『魔女の恋愛』、機会があったらぜひご覧ください!

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この記事を書いた人

ゆーま
韓国ドラマ、海外ドラマ好きの30代です。
HuluやU-NEXTでドラマを見るのが毎日の日課で、特にサスペンスが好きです。
好きなドラマ:エージェントオブシールド、トンイ