2020年秋ドラマで、女性から「かわいい!」「イケメン男性の恋愛にキュンキュンする!」と評判の深夜ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』。

このドラマは、ボーイズラブストーリーというジャンルのドラマです。

最近では、このボーイスラブストーリーいわゆる男性同志の恋愛は、BL(ボーイズラブの略)と言われ、ドラマのみならず、映画、漫画、アニメやゲームなど様々な媒体で一つの人気ジャンルを築きつつあります。

では、何故、今このBLドラマが人気になってきているのでしょうか?

BLの実態を調査してみました!

ボーイズラブ(BL)ドラマは、今なぜ人気なのか?

BLドラマの大半は実は、BLマンガを原作として使っているんですね。そこでBLマンガのファン層の実態を調べていくと面白いことがわかります。

BLマンガのファン層の実態は、85%女性で、15%が男性といわれています。また、ファン層を年代別でみていくと20代が一番多く、30代、40代とつづきます。

つまり、ボーイズラブというとどうしても、ゲイの人たちが好んで、BLドラマを見たり、BLマンガをを読んだりする印象が強いわけですが。

実態は、少女漫画の延長線として好まれているようなのです。

BLマンガはひとつの恋愛作品として、絵柄がキレイで、男性が理想のイケメンとして美しく描かれているところが人気のひとつめのポイントです。

また、これはリスクを説明することになりますが、少女漫画で、描かれているカップルは異性同士であり、読者が、主人公の女の子が魅力的だと、そのキャラクターに嫉妬してしまうこともあるようです。

そういった面では、BLはイケメン男性が主人公ですし、キャストにも女性が含まれていないため、ジェラシーの感情を抱くのはことはないのだと思います。

そして、おもしろいことにBLマンガの作者のほとんどが女性ということなのです。

ですから女性心理もとづいて、BLマンガが書かれていることが多いということがわかります。

ボーイズラブ(BL)の原点や歴史は?

BLの起源は、あまりしっかりと特定できているわけではないのですが。。。。1970年がBLの原点と言われています。

みなさんの推察どおり1970年代の若者からBLブームが始まっていったのですが!この時は「JUNE」っていう言葉でボーイズラブを表現していました。

1980年代は、少女漫画家による少年愛ものの連載はほとんどが終了した年でした。

ですから、少女漫画家たちは本業を通じてそれぞれの成果を消化しきることができなかったようです!

また、少女漫画の編集方針の多くは、「無自覚なラブコメ」といわれるように、結果的に女性の性を固定化し、従属を強いるようなものになってしまい。多くのファンは興味を失ってしまいます!

しかし、人気を落としたBLも1990年代から人気が復活していくんです!!

1990年代にはボーイズラブの小説レーベルが次々誕生します。

しかし、1990年代後半には出版不況が起こり、不況にも強いライトノベルやボーイズラブが有力コンテンツとして注目をあびる時代になってきました。

この時からBLの人気は徐々に高まってきたんですね!

BLが注目されるようになってからは、ボーイズラブ(BL)にとって高度成長期のようなものだったということです。

BLのコミックで、ボーイズラブの様々な本やマンガの出版がされていくにつつれ、BLはどんどんと人気がたかくなっているように見えますね。

ボーイズラブ(BL)ドラマの人気作品は?

BLドラマといえども、BLのマンガが原点ということになります!

BLの人気ドラマといえば、2020年秋ドラマの『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』でしょう!さらにひと世代前だと『おっさんずラブ』ということになりますね。

それでは、それぞれのドラマの魅力を紹介をしましょう!

BL人気ドラマ①『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』

このドラマの見所は、イケメン俳優が出演しているということです。

ドラマのキャストがイケメンとして秀逸なんですね

主役の安達清役を赤楚衛二さんが、安達を好きになる黒沢優一役を劇団EXILEの町田啓太さんが演じているんです。

そして、このイケメン同志が、いきなり恋愛をして肉体関係を求めるという事はできなくて、ピュアラブで片思いをしちゃうんですよね。

主役の安達は、童貞ですがいたって女性の趣味はノーマルで、男性ではなく女性が好みなんです。

安達を好きになる黒沢優一は、安達が純粋に大好きで、「シャンプーの香り」や「ホクロの位置」や「食事の好み」まで安達への興味が膨らんでしまうのですよね!

つまり純粋に、安達に恋心を抱いてしまうんです。

しかし、黒沢は、「安達が絶対に自分のことは好きにならない!!」って分かっていています。

やhり黒沢は純粋に安達に恋心を抱き続けるが故に、異性には目がいかないんですよね。

それににもかかわらず、黒沢はこの恋心を安達に伝えることができないのですよ!。

この黒沢の純粋な片思いの気持ちが切なくて共感をよんじゃうんですよね

片思いっていうのは、誰しも経験することですし、応援してしまう気持ちを呼び起こしてしまいますよね!!

ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』のキャストについて知りたい方はこちらをご覧ください。

BL人気ドラマ②『おっさんずラブ』

優柔不断でだらしない面もあるダメサラリーマンの春田(通称はるたん)役の田中圭が、管理職のダンディな“おっさん”の黒澤部長役の吉田鋼太郎と、後輩の仕事がバリバリできる牧凌太役の林遣都の2人から告白されるという。

バタバタのボーイズラブコメディーですね。

主人公のはるたんこと春田は天空不動産の営業マンですが、優柔不断でだらしなく仕事ができません。

そのはるたんを好きになるのが、両方ともに仕事のできる上司と後輩というギャップがこのドラマの面白みのひとつです!!

はるたんの優柔不断さは、恋愛でも同じで、自分からはなにもアクションがとれず、黒沢部長や、後輩の牧から一方的に愛されちゃうんですね。

黒沢部長も、牧も仕事ができるということもあり、自信家なので、はるたんに対し愛の告白、キス、体のタッチなどでアプローチして次々に愛を求めてくるんですね。

いっぽうのはるたんといえば、異性が好きなのにもかかわらず、自分の意思がはっきりしていないので、両方からの愛を受け入れちゃうんです。笑

このようなはるたんの恋愛に対する優柔不断さと、強引な愛のバランスが面白い作品なんですね。

ちなみに『おっさんずラブ』は、続編がドラマとして放映されましたし、映画化もされましたので、BLドラマとしては、ものすごく成功した作品ともいえます。

まとめ、ボーイズラブ(BL)ドラマは、今なぜ人気なのか?

ボーズラブ(BL)ドラマは今なぜ人気なのか?ということについて調査をしました。

そして、BLの原点や歴史、また最近のBLドラマの人気作品についても魅力を紹介しました。

BLドラマは、BLマンガを原作としていることが多く、まだ作品数はそう多くはありません。

しかし、近年ではLGBTが認知されつつある世の中へと変化しています。

ですからBLドラマはこれから人気が急上昇してくると思いますし、それにつれ作品数も今後増えてくると思われます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』のキャストについて知りたい方は、こちらのページをごらんぐださい。

『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』のキャスト、相関図を見る!

 

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